pylab練習問題

どのような図になるのかの例をつけておくので,自分の実行結果と見比べてください.
問4はランダムなので全く同一の図は描けないことに注意.

In [1]:
# Just run this code
import pylab
%matplotlib inline

便利な機能

pylab.arange

関数等をプロットする際に,なめらかな図を描くためには,細かい刻み幅で値を与える必要がある. pylabモジュールのarange関数を用いると,普通のrangeでは作れない範囲を作成可能.

例:
$[0,5)$の範囲で$0.1$刻みのリスト $$ [0, 0.1, 0.2, \ldots, 4.8, 4.9] $$ を作成したい時に range(0,5,0.1) はエラーを返す.
これは pylab.arange(0,5,0.1) とすることで,作成可能.

pylab.xlim, pylab.ylim

x軸およびy軸の表示範囲を設定することができる.
pylab.ylim(0,10) とすることで,$0 \le y \le 10$の範囲だけ表示することができる.

pylab.axis('equal')

これを記述することで,x軸とy軸の目盛間隔が等しくなる.

In [ ]:
 

1. $-1 \le x < 1$ の範囲で以下のグラフを表示する.

  • $f(x) = x$
  • $g(x) = x^2$
  • $h(x) = x^3$

In [ ]:
 

2. $-1 \le x < 1$ の範囲で以下のグラフを表示し,凡例を中央下に表示する.

  • $f(x) = -x$
  • $g(x) = x^2$
  • $h(x) = x^3$
In [ ]:
 

3. $-5 \le x < 5$ の範囲で以下のグラフを破線で別々に表示し,タイトルに式を表示する.

  • $f(x) = x$
  • $g(x) = x^2$
  • $h(x) = x^3-10x$
In [ ]:
 

4. ランダムで得た100個の実数組 $(x,y)$ を散布図で表示する.

In [2]:
from random import random

5. 三角関数 $\sin x, \cos x $ を表示する.

mathモジュールからsin関数,cos関数をインポートして利用.

In [ ]:
 

6. 対数関数 $ \log x $ を表示する.

In [ ]:
 

類題: $-10 \le x < 10$ の範囲で,以下の関数を表示する.

  • $f(x) = x$
  • $f(x) = x^2$
  • $f(x) = e^x$
$$1. \text{なにもなし}$$

$$2. \text{pylab.ylim(-10,10)}$$ $$3. \text{pylab.ylim(-10,10)とpylab.axis('equal')}$$

In [3]:
from math import e

類題: $-10 \le x < 10$ の範囲で,以下の関数の挙動を観察する.

  • $ f(x) = x^2\cos^2(x^2)$
  • $ f(x) = (x^2+50)\cos^2(x^2)$
  • $ f(x) = (x^2-50)\cos^2x^2$
In [ ]: